ハイスペ女子( )のよこしまな所感

元社畜・現育休中30歳OVER女子( )の日々の所感。

ズボラ親でも簡単に作れる「手づかみ食べメニュー」おすすめランキング

現在1歳2か月の息子は手づかみ食べが楽しくて仕方がないらしく、いよいよ手づかみ食べメニューでないと食が進まなくなってきました。

手づかみ食べとは

私も出産して子供に離乳食をあげるようになって初めて知ったのですが、"手づかみ食べ"なる食べ方があります。読んで字のごとく、スプーンやフォークなどを使うのではなく、幼児自らが手で食料をつかんで食べるという食べ方です。

大人からすると「お行儀が悪い」イメージがありますが、「子供が自ら食べる意欲」を育てるために、手づかみ食べは推奨されています。

息子と手づかみ食べ

10か月くらいの頃からチャレンジはしていましたが、息子は食べ物で遊んでしまうし、テーブルや床は汚れるし…で、私のイライラは募る一方でした。

ですが、1歳になったあたりから蒸しパンを食べられる様になり、それ以降はむしろ手づかみで食べたがり、今となっては「スプーンなどで与えられる食事には興味ない!」という状態になりました。

自発的に食べてくれるのは嬉しいのですが、全ての栄養を手づかみ食べメニューでまかなうのは大変です。

なのでズボラ母なりに、簡単だけど栄養たっぷりになる手づかみ食べメニューを試行錯誤するようになりました。いくつかレパートリーができたので、ランキング形式でおすすめメニューを紹介します。

息子のウケがいい手づかみ食べメニューランキング

第5位 ホットケーキミックスで作るスコーンor蒸しパンもどき

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*息子くんウケ度:★★

パクパク食べますが、適度にお茶を飲ませてあげないと失速します。

*作るの楽チン度:★★★

ホットケーキミックスを利用し、しかも電子レンジでできるので簡単です。ただ手が汚れる作業があります。

*掃除楽チン度:★★★

かじったりちぎったりした時にパンくずはたくさん出ます。

食事後に掃除機でまとめて吸います。

【開発経緯】

パンは手づかみ食べに向いている食材ですが、息子くんは食パンは苦手で、市販の蒸しパンなどの丸いパンが大好き。でも市販の蒸しパンは砂糖が多そうなので、息子が食べやすいパンを自作することにしました。

私は大量に作って冷蔵保存していますが、もちろん必要な量だけ作ってもOKです。

【作り方】

(1) スコーンもどき

ホットケーキミックス150〜200g

・卵1個

・パンに入れたい野菜など40gくらい

・オリーブオイル少し

  1. ボウルにホットケーキミックス、卵、野菜を投入し、こねる。
  2. 結構パサパサするので、適宜オリーブオイルを少量垂らし、塊になるまでこねる。
  3. 濡れた手で適当な大きさにちぎり、クッキングシート上に並べる。
  4. 電子レンジのオーブン機能(180度予熱なし)を使って10分焼く。

 

ちなみに画像のパンはかぼちゃを入れて焼いたものです。他にもすりおろしたにんじんやバナナ、サツマイモ、ほうれん草、きな粉などで作ることができます。

入れる野菜などによってオイルや焼く時間は微調整が必要かもしれません。

 

(2) 蒸しパンもどき

スコーンもどきだと口の中の水分が持っていかれやすいようなので、蒸しパンもどきも作ってみました。

ホットケーキミックス150〜200g

・牛乳 ホットケーキミックスと同量

・パンに入れたい野菜など40gくらい

  1. ボウルに上記材料を全部入れて混ぜる。スコーンもどきとは異なりトロトロになります。
  2. 耐熱性の小さな器などに、高さの半分量ほど注ぐ。マグカップなどでも良いと思います。あまり大量に注ぐとグチャグチャな出来上がりになるので注意です。
  3. 電子レンジで600W1分くらい加熱

蒸しパンもどきも入れる野菜の種類や量によっては加熱時間の調整が必要です。

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左がレンジチン前、右がレンジチン後です。

(3) もっと楽したい方はピジョンに頼ればOK

これを使えば蒸しパンがめちゃ楽に作れます。ただ量が少ないので9〜11か月くらいの子向きかもしれません。 

第4位 おにぎり

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*息子くんウケ度:★★★

もともとお米好きなので、かなり積極的に食べます。しかし手に米がつくとイライラし始めるので適度に手を拭いてあげる必要があります。大きく作りすぎると飲み込めず機嫌が悪くなります。

*作るの楽チン度:★★★★★

手で握るとかなり大変だと思いますが、100円均一「セリア」に売っていたこのアイテムを使えば簡単に作れるんです!

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ケースの中にご飯を入れて、取っ手を握って30回くらい降るだけでまんまるおにぎりができます。

*掃除楽チン度:

米ほど片付けが大変なものはありません。どこにでもくっつきます。掃除機でも吸い切れません。息子くんがこっそり塗りつけていたりします。掃除し終わったと思ってもいつの間にか足の裏についています。

【開発経緯】

面倒臭そうと思っていたのですが、セリアの便利グッズを見つけたのでやってみることにしました。

【作り方】

・ご飯

・野菜やしらす、おかかなど、おにぎりに混ぜたいものを適量

  1. ご飯と具にしたいものを混ぜる。
  2. セリアのグッズのご飯を入れるところにご飯を入れる。
  3. 30回くらい降る。
  4. 蓋を開けて中身を出す。
  5. お好みで海苔を巻く。
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↑私はこのように海苔を巻いています。
息子くんが海苔の部分を持ってくれるとご飯粒が手につかないので、少しは掃除が楽になります。あと、息子くんは海苔が好きなので、食欲促進の効果もあります。

第3位 オムレツ

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*息子くんウケ度:★★★

苦手な野菜を入れ込んでもバレないのでかなり重宝しています。

*作るの楽チン度:★★★★

すぐにできます。簡単です。

*掃除楽チン度:★★★★

ある程度固まっていますし、パンよりボロボロしないので掃除は楽です。

【開発経緯】

なぜか息子くんは「きよら」の卵にハマっているようなので、苦手なものも一緒に焼いたらバレないんじゃないか!?と思い、開発しました。案の定バレません。

【作り方】

・卵1個

・入れ込みたい野菜20g〜30gくらい

・鰹節少量(味付けのため)

  1. 野菜をみじん切りにする
  2. 卵を溶いて、そこに野菜を入れる
  3. フライパンに油を少量垂らし、オムレツにする。

画像の卵焼きには、同じ色味で分かりづらいのですが、息子くんが嫌いなパプリカが入っています。味をごまかすために鰹節も入れています。パプリカには気がつかず、よく食べていました。


第2位 ジャガイモおやき

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*息子くんウケ度:★★★★
かなりの大好物です。両手に握りながらパクパクパクパク食べます。
*作るの楽チン度:★★★
少し手間がかかりますが、ジャガイモをあらかじめ冷凍しておくと楽チンです。
*掃除楽チン度:★★★★
もちもちした塊なので、食べこぼし量も少なく、掃除は簡単です。
【開発経緯】
息子くんはジャガイモが好きなので、ジャガイモに色々混ぜてみようと思って作ってみました。
【作り方】

・ジャガイモ40gくらい

・入れ込みたいもの。野菜や小魚など20gくらい

・小麦粉10gくらい

  1. ジャガイモは時間があるときに大量に茹でて冷凍しておきます。
  2. ジャガイモを解凍します。耐熱容器に入れて電子レンジで500Wで1分くらいチンします。
  3. 一緒に入れて焼きたいものを混ぜます。↑の画像では海苔とシラスを入れています。
  4. フライパンにごま油を少量ひいて、両面焼き目が少しつくくらいまで弱火〜中火で焼きます。片面それぞれ3〜4分くらいですかね。
  5. 焼きあがって熱が取れたら↓のように食べやすい大きさに切ります。
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この前はトマトベースの野菜スープを出したら嫌がられて全然食べなかったので、ジャガイモおやきにしてみたら食べてくれました。
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トマト、玉ねぎ、コーンなどが入っています。元スープなので水分多めで少ししっとりしています。このように焼く段階から小さめのサイズにするのもアリです。

第1位 お好み焼き

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*息子くんウケ度:★★★★★★★★★★
ありとあらゆる食べ物の中でダントツのウケの良さです。おかわりを要求してくるので相当な量を食べます。お皿を手放しません。
*作るの楽チン度:★★★
大人がお好み焼きを食べる日に一緒に作るメニューです。大人分といっぺんに作ることができるので楽チンです。我が家はお好み焼きは夫担当なので、私も楽ができます笑。
*掃除楽チン度:★★★★
お好み焼きもしっかりと塊ですし、お好み焼きがよほど好きなのか食べこぼしがほぼないので掃除は楽です。
【開発経緯】
我が家では大人用の食事として頻繁にお好み焼きを作っています。その流れで「息子くんもいけるんじゃない?」ということで子供向けに改良してみたところ大ウケしました。
【作り方】
・お好み焼きの粉
・水
・卵
・キャベツ
・しらす
・チーズ
など、お好みの具材を!
  1. 粉や卵の分量は市販の粉の袋の裏側などに書いてある分量通りです。
  2. 材料を全て混ぜて、あとは大人用と同様の手順で、油を少量ひいたホットプレートで焼くだけ。
  3. 焼けた後、熱を冷まして小さくカット。

ソースなどは特にかけないのですが、1歳向けのオタフクソースがあるんですよね。気になってはいますが、まだチャレンジしていません。

ちなみに現在は簡易お好み焼きを研究中です。

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簡易版は次のように作ります。

・小麦粉10gくらい

・水25gくらい

・キャベツ20gくらい

・鰹節適量

  1. 材料を全部混ぜる。
  2. フライパンに少量の油をひいて焼く。片面それぞれ4分くらい。
  3. 焼きあがったら熱を冷ましてから小さくカットします。

こうするとお好み焼きっぽいものが簡単に作ることができるのですが、食感が少し違うのか息子くんの反応は本物の時よりもイマイチになってしまいます。なのでまだまだ研究を重ねる予定です。

手づかみ食べメニューに入れるのが楽なもの

何品も作りたくないズボラな私の手づかみ食べメニューセオリーは

  • メインに炭水化物系(オムレツは例外)
  • 中に野菜系・たんぱく質系を混ぜ込む

です。

 

野菜(海藻含む)系としては

  • かぼちゃなどのペーストにしやすい野菜
  • 小松菜やホウレン草など葉もの野菜
  • ひじき、ワカメ、海苔などの海藻

たんぱく質系としては

  • ひき肉
  • ツナ
  • しらす
  • チーズ
  • 鰹節
  • 高野豆腐の粉
  • きな粉

等です。

いつも↑の具材を組み合わせて、手づかみ食べメニューの中に入れ込んでいます。

息子くんは次のステップへ…!

自発的に食べる意欲がメキメキと出てきているので、息子くんの次の目標は自分でフォークを使って上記メニューを食べることです。

今のところ、私がフォークで刺してそれを差し出すのですが、結局そこから手でつかんでしまうことが多いですね…。根気よく頑張ろうと思います。