「夫の海外赴任についていかない」という選択
実は明日から夫が海外(アメリカ)赴任の予定です。息子と私の二人暮らしが始まります。
家族でアメリカに行くか単身赴任をするか揉めに揉めました。
夫としては
- 私の仕事復帰は応援したい
- 一人でアメリカに行くのは寂しい
- しかし保育園が見つからないなら一緒にアメリカについてきてほしい
- アメリカに行けば息子が若いうちから英語に触れられるというメリットがある
- アメリカに行けば息子をアメリカの保育園に預けられる
- アメリカに行けば私は空いた時間で英語の勉強ができる
などの意見を持っています。松岡修造的なイメージで脳内再生してみてください。
私としては
- 仕事復帰したい
- 寂しいってなんだよ!
- わざわざ夫の面倒を見るために異国の地にまで行きたくない
- アメリカに行ってしまえば保育園に空きが出た時に身軽に対応できるのか懸念
- 電車に10分乗るだけでグズる息子と10時間以上飛行機に乗りたくない
- まだ1歳の息子にとってそんなにメリットが大きいのか
- 英語スキルは確かに欲しいが今の最優先事項ではない
などの意見を持っています。ポジティブ意見VSネガティブ意見といった感じですね。
夫の海外赴任が決まって以来、互いに平行線のままです。
ただ息子を取り巻く予定として
- 9月に予防接種の予定がある
- 10月に1歳半健診がある
- 10月に新規園が開設予定
なので、これらのことを言い訳に私と息子は10月までは日本にいるという主張を押し通しました。私としては何としても10月までに保育園を決めて、自分の海外行きの話をなくしたいところです。
結婚する前からそうなのですが、夫はロマンチスト寄りで私はリアリスト寄りです。その自分にない感性や向上心に惹かれて結婚したんですけどね。
夫は目標をいつも高く持っていて、私のこともグイグイと引っ張ってくれるようなタイプの人です。だから一緒にいると私も向上心を高く保てます。
しかし時々向こう見ずだったり、地に足が付いてなかったりと私は感じることがあり、しばしば衝突します。また、意見を主張し合っているうちに夫は「だって寂しいじゃん」「だって楽しいじゃん」と最終的に感情論に持っていくことが多いので、なかなか説得が難しいです笑。
夫からすれば「なぜチャンスがあるのにチャレンジしないのか!」という考えがあるのだと思います。でもやはり子供ができてしまうと、もともと現実主義な人間はよりいっそう現実的な思考回路が強くなってしまいますね。
ロマンチックな考えもリアリスティックな考えも両方大事なんですけどね。そんな感じでバランスを取りながらなんとかやっている夫婦です。
とりあえずの案としておよそ3ヶ月結論先延ばしにしたのも、実際は今考えられる案の中では良い案なのかなぁとは思っています。
私が息子と二人で暮らして見て分かることはたくさんあると思うのです。アメリカに渡ってでもやはり夫の力を借りたいと思うようになるかもしれませんし、やはり日本で暮らしていた方が息子にとっては良いという結論を出すかもしれません。