ハイスペ女子( )のよこしまな所感

元社畜・現育休中30歳OVER女子( )の日々の所感。

息子が初めて読み聞かせをせがんできた

ついに息子が絵本を自分で持ってきて読むように催促するようになりました!1歳4ヶ月目前にしてようやくですね。

まずはカラフルな挿絵を眺めるだけ

今まであまり絵本に興味を示してくれませんでした。「じゃあじゃあびりびり」のような挿絵がカラフルな絵本は時々眺めてくれることはあったのですが、多少なりともストーリーがあるような絵本は全く見向きもしてくれず。

そしてその「じゃあじゃあびりびり」も"絵本"という認識よりは"おもちゃ"と同等に扱われていたので、結局よだれでグチョグチョにされてしまい、その上紙が弱ったところからタイトル通りびりびりにされてしまい、最終的には本としての形をなさなくなってしまいました…。

子供が言葉を覚えるには絵本の読み聞かせが大切!なんて言葉はよく聞きますが、親のその気が削がれてしまうほど絵本には見向きもしてくれない日々が何ヶ月も続きました。読み聞かせようとして、彼の近くで絵本を開いても、どこかへスタスタと行ってしまったり、本を破こうとしたり…。

なので心が折れてしまって無理に読み聞かせをすることを諦めました。

しかけ絵本が気になり始めた

しかしやがてふと気がつくと

いただいたものの興味を示してくれていないから放置していた「ふわふわだあれ?」に興味を持ち始めました。この絵本はひよこなどの動物の一部にふわふわとした布が貼られている仕掛け絵本です。

いただいた時には興味を示しておらず、絵本の角がしゃぶられるのみだったのですが、いつの間にか自分で勝手に開いて、ふわふわの感触を楽しんでいるようになっていました。興味を示し始めたのは1歳になったくらいですかね。

しかし「おっ、それならば!」と、この本を読み聞かせしてあげようと思って近づくと「いや俺は自分のペースで触りたいだけなんだ!」と言いたいかのように機嫌を損ねてどこかへ行ってしまうのでした。難しい…。

でもこうしてしかけ絵本に興味を持ってくれたのは大きな一歩でした。

急に自分で絵本を持ってきた

さすがに1歳も過ぎたし…と読み聞かせチャレンジを再開したのですが、相変わらず興味を持ってくれない日が続きました。

しかし今日突然、私のところに絵本「いないいないばあ」を持ってきて

ばあ!

と言って差し出してきたではありませんか!

 

「え、どういうこと?読んで欲しいの?」と動揺しつつ絵本を開いて読んであげると、今までの彼からは想像もつかないほど大盛り上がり。

この絵本は、いろいろな動物がまずは顔を隠して「いないいない…」をしていて→次のページに行くと「ばあ!」と顔を出しているというパターンが続く作りになっているのですが、息子は「ばあ!」のページで大喜びするんです。

しかも読み終わるとまた最初のページをめくって差し出してきました。今日は結局、最多で連続7回くらい読まされました。

今までスルーされつつも根気よく親が読んでいたのを、息子は実はなんとなく理解していたのでしょうか?いきなり「ばあ」が好きになり始めたのはとても不思議に感じます。今まで色々なインプットが彼の中にあって積もり積もって、たまたま今日それが繋がったんですかね?

 

そしてなぜか「おつきさまこんばんは」を持ってきて、同じく

ばあ!

と言って差し出してきたのですが、読み始めると「なんだよ、ばあ!ないじゃねーか」と言わんばかりにスタスタとどこかへ行ってしまいました笑。残念ながら絵本が全部「ばあ!」ではないんだよ〜。。

今日の息子の行動は、結構嬉しかったです。毎日毎日少しずつ成長していて、ある日突然できなかったことができるようになるものなんですね。

次はこの本がいけそう…かも!?

「ばあ!」の次は「きんぎょが にげた」に興味を持ってくれるのではないかな〜と期待しています。

 

というのも、最近息子が自発的に眺めている回数が多い絵本なので…。五味太郎さんの本は挿絵がカラフルできれいですからね。

この絵本はきんぎょが逃げ出していろいろな背景に溶け込んだ挿絵が描いてあります。そして「きんぎょは どこ?」ときんぎょ探しが楽しめるのです。

「どこ?」というワードがたくさん出てきて耳にも残りやすそうなので、興味を持ってくれていない風だとしても、また根気よく読み聞かせしてみようかなと思います。