台風に備えてネットスーパーで買い込んだ
ここ最近は天気が不安定な日が続いていますし、どうも明日は台風で大荒れらしい…というわけで、籠城する覚悟でネットスーパーで色々と買い込みました。
妊娠して以降、色々なネットスーパーに手を出してみましたが、今は西友ネットスーパーに落ち着いています。
西友ネットスーパーを進めたい3つの理由
西友ネットスーパーのお気に入りポイント1
→安い
ネットスーパーに限らず、実店舗でもそうなのですが、西友のプライスロックが優秀なのです。
ある期間(6ヶ月以上)、ある商品がかなりお買い得な値段に設定されるという嬉しいシステムです。いつも買っているお気に入りの日用品がプライスロック対象だと
なんといっても長いことパンパースのパンツタイプがプライスロック対象なのが嬉しいです。
西友ネットスーパーのお気に入りポイントその2
→早い
「ネットスーパー 比較」などをキーワードにググってみると、比較サイトがよく出てきます。そう言ったサイトを見ていると大抵一番のおすすめにイトーヨーカドーが出てきます。品揃えがとても豊富なのでその人気の理由はわかります。
ただ人気ゆえに希望通りの配達日時を指定できないことがしばしばありました。「明日の午後イチに欲しいけど夕方まで無理か〜〜〜」と。すぐ埋まってしまうんです。(私が悠長すぎるのかw)
それに比べ西友は希望通りの配達日時を取りやすいので、重宝しています。
また、即日配達の受付も他社より遅い17時まで(確か)なのでその点も嬉しいです。
西友ネットスーパーのお気に入りポイントその3
→PBがいい
私は西友のプライベートブランド(PB)「みなさまのお墨付き」の虜です。
プライベートブランドを侮ることなかれ。西友のみなさまのお墨付きはコスパのいい商品が揃っています。
このPBには厳しいテストを突破してきた猛者(猛品?w)だらけです。商品化されるものは消費者テストで支持率が70%以上のもののみ。商品化されてからも再調査が繰り返されているのです。
今、私が特にハマっている「お墨付き」は冷凍ミックスベリーです。
毎朝シリアルと一緒に食べたり、ヨーグルトと混ぜて似非アイスクリームにして楽しんだりしています。果肉が大きくて味もしっかりしていて本当においしいんですよ〜。毎回5袋ずつ注文してしまいます。
台風前日に届けてもらったもの
さてちなみに今回はVS台風との籠城に向けて何を買い込んだかというと…
・爽健美茶2Lボトルを箱買い
自分も息子も飲むので箱買いです。
・牛乳
息子の好物で、牛乳を切らすとブチ切れるのでストックしておきます。
・バナナと息子用ヨーグルト
息子飯スト時も食べてもらえる超重要食物。
・オクラとカボチャ
息子が最近ハマっている野菜…というかむしろ他の野菜は食べてくれない。しっかり処理して冷凍庫でスタンバイ中。
・スンドゥブの材料
何だか無性にスンドゥブが食べたくなったので、そのための材料を買い込みました。
・マグロのたたきとネギ
これまた無性にネギトロが食べたくなったので…。
・納豆
雨の日が思った以上に続いてしまったら納豆ご飯でやり過ごします。息子も好きなので分け合います。
・糖質0g麺
前記事でも紹介したハイクオリティーなこんにゃく麺です。まとめ買いしました。
・スイーツ豆腐
これまた前記事でも紹介したヘルシーおやつです。私の甘いもの欲を満たすために大量購入。
・冷凍ミックスベリーと私用ヨーグルト
朝食用にこちらも大量購入です。
以上!!!
あとは既にある米や各種調味料などでなんとか台風を乗り切ろうと思います。台風、大したことありませんように!
品川での子連れ外出にハマってきた
以前、品川が子連れ向けにオススメ!という記事を書きましたが
味をしめてまたも品川へ遊びに行きました。前回は品川駅港南口方面で遊びましたが、今回は高輪口方面で遊びました。
穴場ランチスポット見つけました〜
2016年7月(6月?)にオープンしたばかりのおしゃれ〜なデリのお店です。
品川駅高輪口目の前にある品川GOOSの2階に入っています。以前通りかかって気になっていたので入ってみました。
シックな色合いの店内で落ち着いた雰囲気が漂います。入ってすぐに色とりどりのデリがウインドウに並べられています。
ランチメニューは全部で4種類あり、
- デリから2品+カンパーニュ(800円)
- デリから3品+カンパーニュ(1000円)
- デリから2品+本日のピザ(1000円)
- デリから3品+本日のピザ(1200円)
となっていました。ドリンク付きです。
私は上から2つ目の「デリから3品+カンパーニュ」をチョイスしました。
暗めの店内の中で急いで写真を撮ったのであまり綺麗な写真ではないのですが、このような感じです。
選んだデリは「森のキノコのテリーヌ」「まぐろとビーツのチョップドサラダ」「タコとポテト、オリーブのタステッツサラダ」の3つです。色とりどりで見た目にも楽しいですし、栄養バランスの良い組み合わせを作ることができるのでかなり女子受けしそうです。
「森のキノコのテリーヌ」は息子と取り分けしました。ただ残念ながら明太子のソースがかけられていたので、そこは避けて取り分けしました。オーダーの時にお店の人に取り分ける旨を伝えておけばよかったです。
またメニューには書いてなかったのですが、ポンデリングを分解したようなドーナツが付いてきたので、それも息子にあげました。
それと息子用に野菜入りおにぎりを持っていたので、そのおにぎりも食べさせて、満腹になった模様です。
取り分け用のお皿や子供用スプーンフォーク、ベルト付きハイチェアもあるので、取り分けができる子供でしたら楽しくランチできると思います。
訪れたのが平日昼ということもあって、ただでさえ広い店内ですが、周りの人への迷惑を考えなくても良いくらい(考えますけどw)スペースがありました。お店の人に聞いたところ、休日は混雑しますが平日昼なら空いているとのことです。
詳細情報
PIZZA &TAPAS cibo (ピザ&タパス チーボ)
【所在地】東京都港区高輪3-13-3 シナガワグース 2F
【電話番号】050-5590-9784
【営業時間】ランチ 11:00~16:00
ディナー 16:00~24:00
【アクセス】品川駅高輪口から徒歩1分
PIZZA & TAPAS cibo (ピザアンドタパス チーボ) | SHINAGAWA DINING TERRACE (シナガワダイニングテラス)
目の前のイルカに大興奮
食事の後は水族館アクアパーク品川へ行ってみました。
息子はちょうど1歳になったくらいの時にアクアパークへ行ったことがあったのですが、当時はそんなに魚に興味を持つ様子はなかったのですが、1歳5ヶ月となった今はかなり興味を持ってくれていました。
特に圧巻はイルカショーです。かなり迫力があります。アクアパーク品川の2階に巨大な円形プールがあり、1時間半に1度くらいの頻度でイルカショーが開催されています。
このイルカショーは前の方の席に座るとジャブジャブに水をかぶることができるのが特徴だそうで、水をかぶりたい人はポンチョ必須で前の方に座っていました。私たちはまったり楽しみたかったので一番後ろの席から観覧しました。
ショーが終わってしばらくの間はイルカがまだプールに残っているので、イルカを近くで見たいけれど濡れたくないという人はショーの後に前の方へ行ってみると良いと思います。
こんなに近くでイルカを見ることができます!(ズームしないでこの近さ!)息子も興味津々でイルカが通る度に指差していました。
ただショーの後は前方の席は濡れているので滑らないよう気をつける必要があります。
詳細情報
アクアパーク品川
【所在地】東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)
【電話番号】03-5421-1111
【営業時間】9:00〜22:00
月によって変わるので公式サイト確認したほうがいいです。
【入場料】 高校生以上2200円、小・中学生1200円、幼児700円
【アクセス】品川駅高輪口から徒歩1分
まとめ
品川にはまだまだ行ってみたいレストランがたくさんあるので、またいいところを見つけたらレポートしたいと思います。
1歳の息子と二人きりの外食デビュー
ついに息子(1歳5ヶ月)と二人きりの外食デビューしました!
今までも息子を連れて外食したことはあったのですが、夫なり母なり私の友人なり、少なくとも大人二人以上がいるのが当たり前でした。
大人一人が食べている間にもう一人の大人が息子にご飯を食べさせ、大人一人が食べ終わったら役目交代して…グズったらその対応をして…と、外食とはいえ独身時代のように優雅に楽しむことは出来ずバタバタと食事を済ませるような感じでした。
そんな私と息子が二人きりで外食する日がこようとは!
ここでデビューしてきました
秋葉原駅のすぐ近くヨドバシAkiba店のレストランフロアにある「おぼん de ごはん」です。先日、パソコンが不調だという記事を書きましたが、ヨドバシAkibaにパソコンを見に行ったついでにここへ行きました。
「おぼん de ごはん」は商業施設でもよく見かけるチェーン店ですね。公式サイトにも書かれている通り、バランスの良い手作りの料理をカフェスタイルでというのがコンセプトです。
独身時代は「おぼん de ごはん」を利用したことは実は1回しかなかったのですが、先日ママ友と利用して「あ、もしかしたらここなら息子と二人きりでも食事に来れるかも!?」なんて思ったので、試してみた次第です。
おすすめポイント1:子供と取り分けできる
子供と取り分けできるメニューが豊富です。
メニューの詳細はこちら→お品書き|おぼん de ごはん
魚メインのメニューや豆腐メインのメニューは1歳5ヶ月くらいの子供でも食べられるも揃えられています。
この日は「赤魚の唐揚げ みぞれあん」というメニューを頼みました。唐揚げの衣を剥がしてあげると息子でも食べられました。
取り分け後の写真なので汚いですが(笑)、サラダや味噌汁、小鉢もつくので大人にとっても嬉しいです。
以前ママ友と来店したときは「五穀ひじきと豆腐のハンバーグ野菜あん」というメニューを頼みましたが、こちらも息子は食べられました。
またご飯の種類が選べるところも嬉しいポイントです。白米、黒米入りごはん、五穀ひじきごはんの3種類の中からごはんを選ぶことができます。写真にもある通り、五穀ひじきごはんを選んでいます。
息子はこの五穀ひじきごはんが大好き。終始ごきげんなまま、お茶碗一杯ペロリと食べてしまうほどです。この五穀ひじきごはんへの食いつきこそが「あ、ここなら二人でこれるかも?」と思えた要因のひとつです。外食をしていてここまで興味をもってくれたメニューがなかったですし、ひじきがたくさん入って栄養もあるのでたくさん食べさせても安心だな、と。
しかもご飯と味噌汁はおかわり自由。息子に茶碗一杯分食べられてしまっても、おかわりすれば自分の分も確保できます(笑)。おかわりしても、その分もまた狙われるんですけどね…。
私はダイエット中ということもあり、定食メニューひとつを息子と分ければ充分(本当はもっと食べられちゃうけど)なのでこれだけオーダーしていますが、おかずのみ個別にオーダーすることもできるので、「大人用定食プラス子供用単品おかず」というオーダーもアリだと思います。
おすすめポイント2:店側の子連れ対策がバッチリ
お店側もこうした子連れ外食に需要があることを把握しているようで、子連れ客に慣れています。
ベルト付きのIKEAの子供用椅子(たぶん)があるので、食事中でも落ち着きのないヤンチャな子供でも安心です。
また、こちらからスタッフに言わずとも子供用の取り分け皿とスプーンフォーク、ストロー付きお冷を持ってきてくださいます。
おすすめポイント3:平日昼は空いている
これはヨドバシAkibaだけの特徴かもしれませんが…平日昼はヨドバシカメラ自体空いていますのでレストランフロアも空いています。
いくら子連れウェルカムな店でも子供が騒ぐと周りの目が気になるので、できる限り空いているレストランが嬉しいですよね。
ヨドバシAkiba店はテーブルとテーブルの間隔も十分なスペースがありますし、平日昼は空いているので(もちろんそれでも周りに迷惑かけないよう必死ですが)比較的寛大な環境です。
まとめ
たまには外食で楽してもいいですよね!?楽しましょうよ!!
「おぼん de ごはん」なら、料理は栄養バランスばっちりでおいしいし、子連れに優しい環境が揃っているので、子連れ外食にはオススメです。
私はおそらく今後もちょこちょこ通うと思います。
1歳5ヶ月の会話理解度がすごい
つい先日、息子が1歳5ヶ月になったのですが、急に会話理解度が上がったような印象があります。
私の言ってることがわかってる?
「赤ちゃんにはどんどん話しかけましょう。赤ちゃんは大人の言うことを理解していますよ。」的なことは出産して以来よく言われますよね。そりゃ話しかけないより話しかけた方が情緒形成とかには効果ありそうだけれども、でも返事が返ってこない相手に話しかけるって結構虚しかったりします。
息子には話しかけても無視される日々が続いていましたが、ここ最近「あれ、言ってること理解しているっぽい」と思うことが増えました。
例えば「お外に遊びに行こう〜」なんて言うと息子が玄関まで駆けて行ったりするようになりましたし、「そのボール、ママにちょうだい〜」なんて言うとボールを手渡してくれたり。
私の言ったことに対して行動でリアクションしているように見受けられます。言葉は全然まだまだなんですけどね。
語学の習得はリスニングから?
そんな息子を見てふと思ったのですが、言ってることはわかるけれどなんて話したらいいかわからない状態なのではないかな。私の英語力のようにw
外国人観光客に話しかけられて、どこに行きたいのか何を聞いているのかはわかる。でも返し方がわかんない!という情けない状況。仕方がないから片言の単語とリアクションで何とかする!…もしかしたら息子も今このような感じなのではなかろうか。
まさにイクラちゃん状態。チャーンとバーブしか言えないのにタイコさんやタラちゃんの言っていること理解しすぎだろ!と思っていましたが(いや、もちろんイクラちゃんは過剰だと思うのですが)、1歳半前後の子供にはその傾向がなくもないような気がしていました。あれ、でもイクラちゃんって何歳なんだろう。。
伝わっていないようで実はじわじわ蓄積している?
そして息子は急にある単語を発することも増えてきました。最近だと食事中の「おいちー(おいしい)」や物を運びながら「よいと、よいと(よいしょ)」など。
「おいしい」も「よいしょ」も息子無反応時代に私が一方的によく使っていた言葉です。こういった単語を急に言うようになるんですね。無反応時代は無反応なようでいてなんか食事の時においしーって言ってるぞとかもの運んでる時によいしょって言ってるぞとか、そう言った情報をじわじわ蓄積させているんですね。
親からすると急にやりだした!という印象を受けますが、子供からするとそのための準備をずっとずっとしてきていたのかもしれません。
私もずっとずっとリスニングをしていると単語をちょこちょこ覚えられたりしますからね。
口癖がうっかり蓄積されている
また最近は息子が「とっと、ちょと、ちょっちょ…」とブツブツ言いながら作業していることに気がつきました。なんだろうなと思っていたのですが、どうも私が息子のいたずらに気がついた時に「ちょっと!!」を無意識に使っているところから習得したようです。
彼からすると何か新しいことや興味のあることをしているとママが「ちょっと」って言ってくるから自分も言ってみよう〜みたいな認識なのかもしれません…。
リスニングは馬鹿にできない
このような経験を通して思ったことは二つ。
まず一つは綺麗な言葉を心がけないといけないということ。普段から特別ひどい言葉を使うわけではないのですが(多分)、息子はまずは私がよく使う単語を覚えていくということを考えると、あんまりネガティブな言葉を連呼するのは避けようと思いました。
もう一つは自分もリスニング頑張ろうということ。息子の柔軟な脳と比べてしまっては自分の脳は衰えていることはわかっていますが、わからないなりにも毎日その言葉を聞いているとじわじわ脳に蓄積しているということがわかり自分の英語勉強にも希望が持てるような気がしてきましたw
PC不調のため更新お休み宣言
1週間ほど前からパソコンが不調で、1分ごとにバッテリーが1%ずつ減っていくような状況です。本体もアツアツです。もう結構使っているのでおそらく寿命です。
新しいパソコン買わなきゃなーなんて思っているうちにお盆休みになって実家でダラダラしていました。
いまアプリから書いているんですが、パソコンからじゃないと長文書く気はしないですね。
そんなわけでパソコン新調したらブログ再開しようかと思います…!今週中に買いたいです。。。
東大OG視点の東大女子インカレに入れない問題
最近、「ジェンダー」についてモヤモヤと考えることが多かったのですが、東大のジェンダー論専門の瀬地山先生へのインタビュー記事を読んで、考えの整理がついてきました。
東大女子はインカレに入れない
東大女子を排除したインカレサークルなどに対して3月に本部学生支援課が改善を喚起した(http://www.c.u-tokyo.ac.jp/campuslife/20160316.pdf)。
私が東大に入学したのは10年以上前のことです。その当時からもそうだったのですが、東大女子は東大男子に比べて入れるサークルの数が少ないです。
他大学(特に女子大)の学生が所属するサークルに東大女子は入ることができないからです。
ただ、これは全てのインカレにおいて「東大女子は入れません」と明確に言われているわけではない…と思います(瀬地山先生のインタビューにも言及されていますが)。中には明確に東大女子が入ることを断るサークルもあるかもしれませんけどね。私が新入生だった頃にインカレの勧誘のビラを直接渡されたことがあります。東大女子にも門戸が開かれていることは開かれているのです。しかし、これを受け取った当時の私は「インカレか…これはナイな。」と思っていました。
東大女子の間では「インカレは東大生の彼氏が欲しい女子大の女の子と、かわいい女子大の彼女が欲しい男の子が活動を楽しむサークル」「他大のかわいい女の子が男の子にちやほやされるサークル」という位置付けでした。受験が終わって化粧も下手くそで服のセンスも悪い私は、そんなところにわざわざ飛び込もうとは思えませんでした。他の女の子がちやほやされてる場になんていたくねーよと思っていました。
ちやほやされたい東大女子もいるけれど
匿名で書いているブログなので隠さず書きますが、私はちやほやされたい女子でした。…というとちょっと違うかもしれませんが、「かわいい」「きれい」って言われたら嬉しいと思っていました。
瀬地山先生のインタビューでは少し前に話題になった東大美女図鑑の話題についても言及されています。
私も話題になった当時、それについてのブログを書きました。
これに関する意見は恐れ多くも瀬地山先生と類似するところがあるかなと勝手に思っていまして、女性には「外見や女らしさで判断されたくない」というタイプと「外見や女らしさには自信があり、そこでも私のことを判断してほしい」というタイプがいるかと思っています。「女らしさ」で勝負したくない人としたい人がいるんです。(このことこそが"ジェンダー"を難しくしているかな、と私は思います。)
僕の「ジェンダー論」の授業で学生から返ってくるコメントペーパーにも「私も美女図鑑に入りたいです」と書く東大女子は複数います。
東大女子みんなが美女図鑑に入りたいと思っているわけではない。私の講義のコメントペーパーに「『美女図鑑はなんだか嫌だ、不快だ』とまで書く東大女子が複数いることもまた事実です。
このように両タイプいるわけです。(もちろんどちらでもない人やどっちの気持ちもあるという人もいると思います。)
自信過剰乙って感じかもしれませんが、私は「外見で評価されたい」タイプでした。
特に「外見で評価されたい女子」かつ「東大女子」というのは非常に好都合なのです。東大生というだけで「美しい」「きれい」のハードルが下がりますからw 単なる美女としては戦えないところ「東大生」という武器を持つと「才色兼備」にジョブチェンジして戦えるようになるのです。
どっちの東大女子もインカレは嫌だ
「外見や女らしさで評価されたくない東大女子」も「外見や女らしさで評価されたい東大女子」もインカレに入るのを敬遠します。
外見や女らしさで評価されたくない東大女子からすれば、そもそも「インカレは東大女子が所属しておらず、女らしくてかわいい女の子を集めている場所」(←実際運営側がそのようなつもりがなくても東大女子の間ではこういう認識です。)ですから、わざわざ「自分が評価されない」場所に飛び込む意味がありません。
また、外見や女らしさも武器にしたい東大女子は「東大」という武器を持って戦っていきたいので、その武器が効かないかもしれないフィールドに敢えて飛び込んでいく勇気はなかなかありません。またこのタイプはプライドが高いので、そこで外見や女性らしさで負けた場合のことを考えると、そんなハイリスクなサークルには入りたくありません。
こんな背景もあって東大女子は結局どちらのタイプの人もインカレには近づかないのかな、と思います。
東大男子はどう思っているんだろ?
東大のインカレ状況について10年前の東大女子はこんな感じに考えていたわけなのですが、東大男子はどう思っていたんでしょうかね?
現在の東大男子について瀬地山先生は
特に彼らに顕著なのは、専業主婦世帯で育ったため、働いている女性の姿を身近に知らないことだと思います。
東大にはやはり大都市圏のアッパーミドルの家庭で育った学生が多くを占めています。父親は例えば大企業の管理職で夜遅くまで残業をする。そして専業主婦の母親が家事、子育てを全てカバーしている。そんな両親の背中を見て育った東大生は自分も将来、両親と同じ生き方ができるだろうと思いこんでいるように感じます。
だから将来、自分の結婚相手の女性も出産を機に当然、専業主婦となり家事や子育てを担ってくれるだろうと東大男子は無意識に期待しています。しかしそれは甚だしく時代錯誤的な勘違いであり、その結果将来の世帯年収を自ら下げてしまっているということを知ってもらいたい。
このように指摘しています。
あ〜〜〜〜〜〜わかる〜〜〜〜〜〜〜あるある〜〜〜〜〜〜!うあ〜〜〜〜!!!!!と思ってしまいました。こう思いながら頭に浮かんでいたのは紛れもなく私の夫です。
現在、私の夫は単身赴任中なのですが、これに私がついて行くか行かないかで非常に揉めました。
私は今は育休中で仕事をしていないとは言え、保育園が見つかればすぐに仕事に復帰したい思いがあり、そのためには今住んでいる区から離れたくないと思っています。それに対して夫は「家族が離れるのは寂しい」とか「家族はできる限り一緒にいるものだ」ということを言っていました。
結局、話し合いを重ねて夫が単身赴任するという形を取っています。
昔から私はリアリストタイプで夫はロマンチストタイプなので、私は夫のこの「家族が〜」発言を「感情に基づいた意見」なのかなと思っていました。が、瀬地山先生の発言も読んで「夫のあの発言は単なる感情以上のものかもしれない」と思いました。
瀬地山先生の言うような無意識な期待、勘違いが根本にあるのではないか、と。
ちょうど、昨日夫と電話をしたのですが、その時に「なかなか保育園見つからなくて残念だけれど、Hくん(息子)と一緒に居られる時間が長くて、よかったなと思うよ。母親が見ていた方がいい子に育つと思う。」と言われました。
私はこの時ものすごくイラっとしました。「保育園に入っている子でもいい子に育つよ!私の友達で保育園に通っていた子も今すごくいい子だし、親が見ててもクソな奴はクソだろ」「だいたい母親に限定してんのはなんでだよ、別に父親でもジジババでも保育士さんでもいいだろ」「Hくんと一緒にいる間、私がずっと心穏やかだとでも思ってんのか?あ?すっげーイライラすることもあるんだぞ?」などなど、いろんな感情がワッと私の中に浮かんだのですが、電話越しで喧嘩ふっかけても無意味だと思ったので、その時は飲み込みました。
夫は私に対して「仕事に復帰するのは賛成」と言ってくれていますし、単身赴任前も早く帰ってきて子供の世話をよく見てくれました。今も息子のことをよく気にかけてくれます。
昨日の電話の発言もきっと悪気はないと思うんです。私が仕事復帰できないからヤキモキしているのを慰めようと思って「今の時間は意味があることなんだよ」って意図で言おうとしてくれたんだろうな、と思います。また、彼が瀬地山先生の言うような「パパがバリバリ仕事ママが家にいて幸せな家庭」に暮らしていたので、彼の中には無意識にこの考えが根付いてしまっているのだな、と冷静になった今は分析できます。
でもこの考えは非常に危険なことです。彼もゆくゆくは会社でそれなりのポジションになるでしょう。その時までこの考えを根本に持っていたら…と思うと、そのうち若い社員から「時代遅れな上司だ」「セクハラだ」と指摘されてしまうかもしれませんね。
なので、今日電話でこのこと(東大インカレのこと、瀬地山先生のインタビュー内容も含めて)を夫と話してみようかな〜という気になりました。
まとめ
ちなみに30歳OVERとなった今、同級生を見ているとそんなに偏見に満ちた人はいないとは感じています。もちろん私も10年前とは考えが変わりました。東大は瀬地山先生が指摘する通り「多様性の少ない」場所です。
しかしあれから時が経って研究・仕事・結婚・育児などなど、卒業生はそれぞれの経験を通して徐々に"並みの"多様性について知るようになってきているように思います。しかしそれでも私の夫のように潜在的に時代遅れの価値観を引きずっている場合もあります。きっと私にも何かしらあるでしょう。
瀬地山先生のインタビュー記事はそんなことを自覚するきっかけになりました。